こんにちは、あんこ先生です。
アプリからバリバリ(?)のHTML使ってTeamsに投稿したくありませんか?
HTMLよくわからないし、タグ入れるのめんどくさい。
気持ちはわかります。
文字の色変えるだけでもググっちゃうレベルですからね。
でも普通に文章打ってマウスポチポチで実現できるとしたらいかがですか?
そう、リッチテキストエディタコントロールを使えばそれができるんです。
これを使わない手はありませんよね。
そこで今回はリッチテキストエディタコントロールから書式設定した文章をTeamsに投稿する方法をコード付きで解説します。
アプリから書式設定した文章をTeamsに投稿する方法
リッチテキストエディタコントロールについて
テキスト入力コントロールにテキストの書式設定のための編集領域を追加したコントロールです。
そのため、文字サイズや色を変えたり、リンクや画像を貼ったりすることが容易に行えます。
また、入出力はどちらもHTMLなので、ブラウザやWordなどからコピーしたものを貼り付けるとその書式を維持します。
もちろん、初期値として書式を与えた文章にすることもできますよ。
アプリにするなら自動生成したいところですね。
ちなみに三点リーダを押すとメニューが増えます。
Teamsコネクタについて
アプリからTeamsに投稿するには、Teamsコネクタが必要です。
コネクタの接続や投稿方法は別記事にまとめてますのでこちらをご確認ください。
Teamsのチャネルに投稿する方法
設定する書式はHTMLなので、contentTypeをhtmlに設定する必要があります。
忘れずに設定しておきましょう。
リッチテキストエディタコントロールの値を投稿する
リッチテキストエディタコントロールで入力したものはHtmlTextプロパティで取得できます。
これをPostMessageToChannelV3アクションのcontentに与えるだけです。
投稿内容を見ながら編集できるのは便利ですね。
もちろんメンションもつけたりできますよ。
メンションの付け方はこちらの記事で確認してください。
MicrosoftTeams.PostMessageToChannelV3(
drpSelTeam.Selected.id,
drpSelChannel.Selected.id,
{content:rteContent.HtmlText, //←ここ
contentType:"html"}
)
投稿するとこんな感じです。
改行は<br>を入れなくても勝手に補正してくれます。
設定できる書式は次の通りです。
たくさんありますね!
アプリから書式設定した文章をTeamsに投稿する方法のまとめ
今回はアプリから書式設定した文章をTeamsに投稿する方法を紹介しました。
毎度のことですが投稿するだけならTeamsから直接行った方が早いです。
出庫処理したときに通知する在庫数が一定値を下回ったら赤字にするとか、アプリやSharePointリストのリンクを添えるとか使い道はたくさんあります。
contentTypeがhtmlじゃないとエラーになるところは注意してくださいね。
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